SOLAの ウォークスルーを始めとしたツールには衝突判定を行う設定があります。衝突判定を行うと、地面や壁を認識し、起伏に沿って進んだり壁に当たるなどします。 通常は表示されている 3Dデータに対して判定を行いますが、「見えない壁」など、衝突専用のモデルやワールドを用意することもできます。衝突判定用のモデルを設けることの利点 として、軽量の衝突判定用データを使用したパフォーマンスアップなどが挙げられます。

  1. SOLAパレットの 3DPI タブ > ノード タブ を選択します。衝突判定用のカメラノードとグループノードを作成します。"Newボタン"を押して、 "myCollisionView" と入力し、"Camera"ラジオボタンを選択、"OK"を押します。続けて、"Newボタン"を押して、 "myCollisionGroup" と入力し、"Group"ラジオボタンを選択、"OK"を押します。

  2. ノード一覧で、"myCollisionView"を選択します。"rootNode(ルートノード)"プロパティのポップアップリストから"myCollisionGroup"モデルを選択します。

  3. ノード一覧から、"myCollisionGroup"を選択します"Parent(親)"プロパティにて、"R(親から除外)ボタン"を押します。

  4. ノード一覧から、"hitModel"を選択します"Parent(親)"プロパティのセレクトボックスから、"myCollisionGroup"を選択します。親の"myCollisionGroup"ノードは "World"ノードの子ではないので、結果的に"hitModel"モデルノードもビューに表示されなくなります。

  5. SOLAパレットの ビュー タブ を選択します。"collisionView(衝突判定用ビュー)"セレクトボックスから、"World > myCollisionView"を選択します。"Camera Properties"の "collision(衝突)"と"floor(地面吸着)"にチェックします。

  6. ウォークスルーで確認します。見えない壁に衝突することが確認できましたか。
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