リリース日

2007/11/06。 エクスチェンジ機能、新・操作パレット、3Dプロパティの書き出し。

ダウンロード

インストールとアンインストール

ダウンロードしたファイルを解凍して、ご使用ください。旧バージョンからの設定を引き継ぎたい場合は、"Data"フォルダを移動させてください。アンインストールはフォルダを削除するだけです。

新しい操作パレット

エクスチェンジ機能

テクスチャの入れ替え、マテリアルの入れ替え、ジオメトリの入れ替えがセレクトボックスで簡単に行えるインタフェースが搭載されました。サンプルファイル(Documents > tutorials > exchange > exchange.sla)でその機能をお確かめください。エクスチェンジの詳細はリファレンスの「エクスチェンジについて」をご覧ください。

組み合わせできる操作タブとパレットの状態を保存

パレットの操作タブには、使わないインタフェースを簡単に閉じるためのチェックボックスを設けました。また、パレットの表示状態、位置、大きさなどは、SLAファイルに保存されるようになりました。もちろん、コンテンツにも反映されます。レイヤだけ表示する、ツールとブックマークのみ表示する、といったコンテンツにあわせたインタフェースをあらかじめ用意することができるようになり、便利です。

パレットのフローティング化

パレットをフローティングできるようにしました。常に前面に表示されます。ショートカットキー「Ctrl+スペース」でフローティングするかしないかを切り替えできます。なおフローティングしない場合、ショートカットキー「スペース」でパレットを前面から背面へ、背面から前面へ移動できます。

3Dプロパティの書き出し・読み込み

ユーザさまのご要望が多かった、「コンテンツファイルの変更を保存」を実現する機能が搭載されました。ファイルメニューに「3Dプロパティの書き出し/読み込み」が追加されました。「3Dプロパティ」は ブックマークの追加や、3DPIタブでの変更などに関連する 3Dワールドオブジェクトのプロパティです。コンテンツで修正があった場合は、3Dプロパティをファイルに書き出し(*.slo)、製品版SOLAでSLAファイル(*.sla)を開いた後、3Dプロパティ(*.slo)を読み込むと、コンテンツの変更がフィードバックされます。

3DSとOBJの読み込み処理を改良

3DSとOBJ形式のファイル読み込みでは、テクスチャをSLAファイルに内包せず、リンク化する仕様にしました。このため、保存やオーサリング時の時間を短縮できるようになりました。パブリッシュした際、リンクが切れないようご注意ください。リンク切れを防ぐ方法を、2点ご紹介します。

SOLAメニューから「ワールド > すべてのテクスチャのリンクを埋め込み」を選択します。リンクが解除され、テクスチャデータがSLAファイルに内包されるようになります。リンク切れの心配はありませんが、ファイルサイズが大きくなります。

SOLAメニューから「ワールド > すべてのテクスチャのリンクをResourceフォルダへ」を選択します。リンクされたファイルをSLAファイルと同階層の"Resource"フォルダへコピーします。同時にテクスチャのリンクも相対パスに変更されます。パブリッシュしたコンテンツを配布するときには、"Resource"フォルダも一緒に配布します。

その他の改良点

SOLA 5.1.7.2からの改良点です。過去の変更点についてはこちらをご覧ください。

既知の問題点

SOLA サポートセンター > SOLA 5 > リリースノート > SOLA 5.1.8.0