リリース日
2007/11/06。 エクスチェンジ機能、新・操作パレット、3Dプロパティの書き出し。
ダウンロード
- Windows版: sola5180.zip 18.3 MB (19,274,083 バイト)
- Mac OSX版: sola5180.dmg 19.2 MB (20,173,156 バイト)
インストールとアンインストール
ダウンロードしたファイルを解凍して、ご使用ください。旧バージョンからの設定を引き継ぎたい場合は、"Data"フォルダを移動させてください。アンインストールはフォルダを削除するだけです。

エクスチェンジ機能
テクスチャの入れ替え、マテリアルの入れ替え、ジオメトリの入れ替えがセレクトボックスで簡単に行えるインタフェースが搭載されました。サンプルファイル(Documents > tutorials > exchange > exchange.sla)でその機能をお確かめください。エクスチェンジの詳細はリファレンスの「エクスチェンジについて」をご覧ください。
組み合わせできる操作タブとパレットの状態を保存
パレットの操作タブには、使わないインタフェースを簡単に閉じるためのチェックボックスを設けました。また、パレットの表示状態、位置、大きさなどは、SLAファイルに保存されるようになりました。もちろん、コンテンツにも反映されます。レイヤだけ表示する、ツールとブックマークのみ表示する、といったコンテンツにあわせたインタフェースをあらかじめ用意することができるようになり、便利です。
パレットのフローティング化
パレットをフローティングできるようにしました。常に前面に表示されます。ショートカットキー「Ctrl+スペース」でフローティングするかしないかを切り替えできます。なおフローティングしない場合、ショートカットキー「スペース」でパレットを前面から背面へ、背面から前面へ移動できます。
3Dプロパティの書き出し・読み込み
ユーザさまのご要望が多かった、「コンテンツファイルの変更を保存」を実現する機能が搭載されました。ファイルメニューに「3Dプロパティの書き出し/読み込み」が追加されました。「3Dプロパティ」は ブックマークの追加や、3DPIタブでの変更などに関連する 3Dワールドオブジェクトのプロパティです。コンテンツで修正があった場合は、3Dプロパティをファイルに書き出し(*.slo)、製品版SOLAでSLAファイル(*.sla)を開いた後、3Dプロパティ(*.slo)を読み込むと、コンテンツの変更がフィードバックされます。
3DSとOBJの読み込み処理を改良
3DSとOBJ形式のファイル読み込みでは、テクスチャをSLAファイルに内包せず、リンク化する仕様にしました。このため、保存やオーサリング時の時間を短縮できるようになりました。パブリッシュした際、リンクが切れないようご注意ください。リンク切れを防ぐ方法を、2点ご紹介します。
SOLAメニューから「ワールド > すべてのテクスチャのリンクを埋め込み」を選択します。リンクが解除され、テクスチャデータがSLAファイルに内包されるようになります。リンク切れの心配はありませんが、ファイルサイズが大きくなります。
SOLAメニューから「ワールド > すべてのテクスチャのリンクをResourceフォルダへ」を選択します。リンクされたファイルをSLAファイルと同階層の"Resource"フォルダへコピーします。同時にテクスチャのリンクも相対パスに変更されます。パブリッシュしたコンテンツを配布するときには、"Resource"フォルダも一緒に配布します。
その他の改良点
SOLA 5.1.7.2からの改良点です。過去の変更点についてはこちらをご覧ください。
- パレットのFPSの表示をクリックすることでリセットできるように
- パレットの「SOLA」オブジェクト情報を「その他タブ」に移動
- パレットにて、ブックマークがアルファベット順に並ぶように変更
- メニュー項目を整理
- パレットにて、DiffuseLightマップを持たないマテリアルの、他マップの表示不具合
既知の問題点
- Windows版のパレットにて、日本語入力時にフォーカスが外れる。(日本語入力はメモ帳などでコピーペーストして回避してください。)
- Mac OSX版パレットのフローティング化のショートカットキー「Ctrl+スペースキー」は、OSでショートカットキーが予約されているため、機能しません。次のバージョンでは、メニューに組み込みます。