名前の固有性

3Dオブジェクトは名前は独自の名前を持ちます。同名のノードや、同名のマテリアルが存在することはできません。なお、英数文字の大文字、小文字は区別しません。SOLAでは同名のオブジェクトを作成できません。3DCGソフトウェアからのデータを確実にインポートするためには、名前の重複に注意してください。

タギング(Tagging)

SOLAではオブジェクトの名前に目印(タグ:Tag)をつけて整理、管理することができます。タグは「スペース区切り」、もしくは「コンマ区切り」で繋げます。たとえば、"ObjectA red box"、"Tiger,Animal,Asia"などはタグが付けられたオブジェクト名です。それぞれ、「"ObjectA"、"red"、"box"」、「"Tiger"、"Animal"、"Asia"」と 3つのタグが付けられています。

特殊なタグ

レイヤツリーとエクスチェンジ

"sola."から始まるタグは、SOLAの機能で利用される特殊なタグです。たとえば、レイヤー機能やエクスチェンジ機能は、特殊なタグを自動検索し働きます。

"sola.layer"
"sola.layer"タグから始まるノードオブジェクトは、レイヤーとして働きます。(ver5.1.6以降) レイヤーの詳細は、リファレンスの「レイヤーについて」をご覧ください。
"sola.lygrp"
"sola.lygrp"タグから始まるノードオブジェクトは、レイヤーグループとして働きます。(ver5.1.6以降) レイヤーグループの詳細は、リファレンスの「レイヤーについて」をご覧ください。
"sola.lybdl"
"sola.lybdl"タグから始まるノードオブジェクトは、レイヤーバンドルとして働きます。(ver5.1.6以降) レイヤーグループの詳細は、リファレンスの「レイヤーについて」をご覧ください。
"sola.exchg"
"sola.exchg"から始まるオブジェクトは、エクスチェンジ機能から参照されます。(ver5.1.8以降) エクスチェンジの詳細は、リファレンスの「エクスチェンジ機能について」をご覧ください。

文字制限とラベル

ラベルの設定

SOLAでは、オブジェクトの名前が 256文字(半角)までと制限されています。そして、SOLAでは一度作成したオブジェクトの名前は変更できない仕様になっています。そのためSOLAで、ユーザが自由に名前を定義するには、ノードオブジェクトの「Label(ラベル)」プロパティを利用します。ラベルは、日本語、英語、半角、全角、文字数などの制限がありません。ラベルプロパティはレイヤーなどのインタフェースの表示の際に利用されます。

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