ここでは、エクスチェンジ機能の活用方法を解説します。エクスチェンジは、マテリアルやテクスチャ、そしてジオメトリを簡単に入れ替えるためのインタフェースです。セレクトボックスからアイテムを選ぶだけで、色が入れ替わる、画像が入れ替わる、形が入れ替わる、といった機能を簡単に実現できます。

エクスチェンジ機能のインタフェース

インタフェース

SOLAのエクスチェンジ機能は、名前が"sola.exchg"から始まるオブジェクトを走査し、グループごとにセレクトボックス型のインタフェースを自動生成します。

ユーザがセレクトボックスを選択すると、同じグループのすべてオブジェクトが、選択したオブジェクトに入れ替わります。テクスチャ、マテリアル、ジオメトリの入れ替えに対応しています。

特定オブジェクトのプロパティを変更する場合は、3DPIパレットを使用しますが、複数のオブジェクトのプロパティを一度に変更したい場合は、このエクスチェンジ機能が役立ちます。

整理されたインタフェースなので、プレゼンテーションなどの場合にも複雑な手順を踏むことなく、簡単に「材質の変更」「形状の変更」が行えます。

タグ

エクスチェンジ機能を利用するためには、オブジェクトの名前に特定のタグを含める必要があります。タグは、スペースもしくはコンマで区切られる文字列のことです。詳細はリファレンスの「3Dオブジェクトの名前について」でご確認ください。

タグの使用方法

オブジェクトの名前は、3つのタグで構成されます。ひとつめはエクスチェンジ機能で参照されることを宣言するエクスチェンジタグ"sola.exchg"。 ふたつめは入れ替えたいオブジェクトの組みを示すグループ名。みっつめはオブジェクト自身の示す固有名です。

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