Orbitクラス

OrbitRef:Orbit

すべての Viewオブジェクトは、"Orbit"という名前の Orbitオブジェクトを持ちます。"Orbit"オブジェクトは、ビューの旋回移動を制御します。

親オブジェクト

View 

_Object クラスから継承されるメソッド

activate    addEvent    dispatchSolaEvent    getVal    isActivated    removeEvent    setVal    test   

プロパティ

flipH    flipV    hLock    vLock    target   

_Object クラスから継承されるプロパティ

class   

プロパティの詳細

ドットシンタックスによるプロパティへの直接アクセスはできません。getVal/setValメソッドでプロパティの取得、設定をおこないます。

flipH

flipH : Boolean 

PanとOrbitオブジェクトで、水平方向のカメラ移動を反転するかどうか設定します。TRUEの場合は、通常のマウス操作と反転したカメラの動作になります。デフォルトは、FALSEです。

次の例は、Panカメラの水平方向の移動を反転します。
 myOrbit.setVal("flipH",TRUE)
関連項目

flipV 

flipV

flipV : Boolean 

PanとOrbitオブジェクトで、垂直方向のカメラ移動を反転するかどうか設定します。TRUEの場合は、通常のマウス操作と反転したカメラの動作になります。デフォルトは、FALSEです。

次の例は、Orbitカメラの垂直方向の移動を反転します。
 myOrbit.setVal("flipV",TRUE)
関連項目

flipV 

hLock

hLock : Boolean 

PanとOrbitオブジェクトで、水平方向のカメラ移動を制限します。

次の例では、Orbitカメラは、水平方向へ移動できません
 myOrbit.setVal("hLock",TRUE)
関連項目

vLock 

vLock

vLock : Boolean 

PanとOrbitオブジェクトで、垂直方向のカメラ移動を制限します。

次の例では、Orbitカメラは、垂直方向へ移動できません
 myOrbit.setVal("vLock",TRUE)
関連項目

hLock 

target

target : String 

Orbitの注視点です。このプロパティでは、以下の値を使用できます。
"click"。ビューのクリックした3D地点が注視点です。デフォルト値。
"parent"。ビューのワールドビューに指定したカメラの親ノードが注視点です。
"world"。ワールドの原点が注視点です。