Cameraクラス

CameraRef:Camera

すべての Viewオブジェクトは、"Cameraという名前の Cameraオブジェクトを持ちます。"Camera"オブジェクトは、ビューのカメラプロパティを管理します。

親オブジェクト

View 

メソッド

transformToNode    gotoHome    frameNode    frameWorld    LookAtNode    LookAtNorth    downToGround    LookAtHorizon    horizontalLook    rectify   

_Object クラスから継承されるメソッド

activate    addEvent    dispatchSolaEvent    getVal    isActivated    removeEvent    setVal    test   

プロパティ

invalidateRay    rayInterval    meterUnit    topAxisIsZ    FOV    hFOV    vFOV    dFOV    nearClip    farClip    delay    constrainPosUnderX    constrainPosOverX    constrainPosUnderY    constrainPosOverY    constrainPosUnderZ    constrainPosOverZ   

_Object クラスから継承されるプロパティ

class   

メソッドの詳細

transformToNode

CameraRef.transformToNode( node:String ) : Boolean

ワールド内のノードのトランスフォームに、カメラを揃えます。

パラメータ

node:String ワールド内に存在するノード名です。

gotoHome

CameraRef.gotoHome( ) : Boolean

初期位置へ戻ります。

frameNode

CameraRef.frameNode( node:String ) : Boolean

ワールド内のノードを中心に表示します。

パラメータ

node:String ワールド内に存在するノード名です。

frameWorld

CameraRef.frameWorld( ) : Boolean

すべてを中心に表示します。

LookAtNode

CameraRef.LookatNode( node:String ) : Boolean

指定したノードの方を向きます。

パラメータ

node:String ワールド内に存在するノード名です。

LookAtNorth

CameraRef.LookatNode( ) : Boolean

北を向きます。

downToGround

CameraRef.downToGround( ) : Boolean

ビューのカメラを地面に落下させます。*今後のバージョンで、仕様変更する可能性があります。

LookAtHorizon

CameraRef.LookatNode() : Boolean

水平線を向きます。

horizontalLook

CameraRef.horizontalLook( ) : Boolean

ビューのカメラを水平を向くように回転します。*今後のバージョンで、廃止します。LookAtHorizonを使用してください。

rectify

CameraRef.rectify( ) : Boolean

カメラの傾きを補正します。

プロパティの詳細

ドットシンタックスによるプロパティへの直接アクセスはできません。getVal/setValメソッドでプロパティの取得、設定をおこないます。

invalidateRay

invalidateRay: Boolean

カメラとNodeオブジェクトの当たり判定を無効にします。このプロパティがTRUEの場合、各ツールの設定に関わらず。すべての当たり判定が無効となります。デフォルトは FALSE。

rayInterval

rayInterval:Integer 

カメラから当たり判定を行う頻度を設定します。カメラの移動判定、衝突判定、地面判定の当たり判定を、何フレームごとに行うかを表します。この値が大きいと判定を行う回数が減ります。再生パフォーマンスは向上しますが、判定が失敗する場合があります。カメラの移動が緩やかな場合は値を大きく、急速に動く場合は値を小さくします。デフォルトは 1。

次の例は、Viewオブジェクト"myView"で、当たり判定を行う頻度を5フレームに1回に設定します。
 myCamera.setVal("rayInterval",5)
関連項目

collision 

meterUnit

meterUnit: Number

ワールドをどのスケールで観覧するか設定します。現実世界での1メートルが、ワールドにおいて何ユニットに当たるかを示します。このプロパティは、WalkやWSADなど速度やメートル系をプロパティを持つクラスに影響があります。デフォルトは1です。1以上の数値を設定できます。従って、メートル系よりも大きな単位系、たとえば、1ユニットを1kmとして作成された 3Dファイルを利用する場合は、読み込む際にスケール変換を行う必要があります。

 次の例は、ミリメートル系で作成されたワールドの単位系を正しく観覧する設定です。
  myCamera.setVal("meterUnit",1000.0)

topAxisIsZ

topAxisIsZ: Boolean

ワールドの座標系を設定します。天空がZ軸の場合は、Trueです。一般に 3dsMaxで作成された 3DデータはZ軸が天空を向いているので、このプロパティをTrueにします。

FOV

FOV: Number

ビューで表示するカメラの垂直画角値です。カメラの画角は、ワールドオブジェクトのカメラノードのプロパティです。ビューオブジェクトからも間接的に取得、変更できます。画角のプロパティは FOVプロパティの他、水平画角のhFOVプロパティ、垂直画角のvFOVプロパティ、対角線画角のdFOVプロパティがあります。カメラの基準となる画角は垂直画角です。そのため、ビューの矩形が変更された直後は、hFOV、dFOVともに正しい値を返しません。再設定する必要があります。

関連項目

hFOV  vFOV  dFOV 

hFOV

hFOV: Number

ビューで表示するカメラの水平画角値です。詳細は FOVプロパティをご覧ください。

関連項目

FOV  vFOV  dFOV 

vFOV

vFOV: Number

ビューで表示するカメラの垂直画角値です。詳細は FOVプロパティをご覧ください。

関連項目

FOV  hFOV  dFOV 

dFOV

dFOV: Number

ビューで表示するカメラの対角線画角値です。詳細は FOVプロパティをご覧ください。

関連項目

FOV  hFOV  vFOV 

nearClip

nearClip: Number

ビューの表示クリッピング開始位置です。単位はユニットです。表示範囲を狭めると、Z深度、レンダリング速度の問題が解決される場合があります。

関連項目

farClip 

farClip

farClip: Number

ビューの表示クリッピング終了位置です。単位はユニットです。表示範囲を狭めると、Z深度、レンダリング速度の問題が解決される場合があります。

関連項目

farClip 

delay

delay: Number

画面移動の遅延効果を設定します。SOLAではなめらかな画面移動が行えるよう、ディレイ機能が働きます。この機能を切るには、値を0に設定します。値が大きいほど、マウス操作後の画面移動に大きな遅延が発生します。デフォルトの値は、60です。

constrainPosUnderX

constrainPosUnderX : Number 

カメラ位置の X座標値が、設定した値以下にならないよう強制します。デフォルトの値は 0です。0の場合は、強制されません。X座標0で制限したい場合は、0に近い数値を指定します。

関連項目

constrainPosOverX 

constrainPosOverX

constrainPosOverX : Number 

カメラ位置の X座標値が、設定した値以上にならないよう強制します。デフォルトの値は 0です。0の場合は、強制されません。X座標0で制限したい場合は、0に近い数値を指定します。

関連項目

constrainPosUnderX 

constrainPosUnderY

constrainPosUnderY : Number 

カメラ位置の Y座標値が、設定した値以下にならないよう強制します。デフォルトの値は 0です。0の場合は、強制されません。X座標0で制限したい場合は、0に近い数値を指定します。

関連項目

constrainPosOverY 

constrainPosOverY

constrainPosOverY : Number 

カメラ位置の Y座標値が、設定した値以上にならないよう強制します。デフォルトの値は 0です。0の場合は、強制されません。X座標0で制限したい場合は、0に近い数値を指定します。

関連項目

constrainPosUnderY 

constrainPosUnderZ

constrainPosUnderZ : Number 

カメラ位置の Z座標値が、設定した値以下にならないよう強制します。デフォルトの値は 0です。0の場合は、強制されません。X座標0で制限したい場合は、0に近い数値を指定します。

関連項目

constrainPosOverZ 

constrainPosOverZ

constrainPosOverZ : Number 

カメラ位置の Z座標値が、設定した値以上にならないよう強制します。デフォルトの値は 0です。0の場合は、強制されません。X座標0で制限したい場合は、0に近い数値を指定します。

関連項目

constrainPosUnderZ